ジャズコード進行の作り方|ii-V-I・代理コード・テンションで組み立てる方法

ジャズコード進行の作り方|ii-V-I・代理コード・テンションで組み立てる方法

ジャズらしいコード進行を作ろうとして、maj7、9th、♭13などを思いつくまま並べても、自然な流れになるとは限りません。コードの響きが複雑でも、どこへ向かうのか分からなければ、曲の輪郭はぼやけます。反対に、三つか四つの和音でも、機能と内声の動きが明確なら、十分にジャズの語法を感じさせられます。

作り方の基本は、まず調性と着地点を決め、そこへii–V–Iなどの機能的な流れを置くことです。その後で代理コード、セカンダリー・ドミナント、テンションを目的に応じて加えます。最後に、各声部が最短距離で動くか、旋律やベースと衝突しないかを確認します。本記事ではCメジャーを中心に、8小節の進行を段階的に作る方法を解説します。

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この記事を読むと分かること
  • ダイアトニック・コードから進行の骨格を作る方法
  • ii–V–Iを長調と短調で使い分ける考え方
  • 代理コードやセカンダリー・ドミナントを加える手順
  • テンションと声部進行を旋律に合わせて整える基準
目次

調性と着地点を決める

コードを選ぶ前に、曲の中心となる調と、各フレーズの着地点を決めます。すべての和音を先に考えるより、「どこから始まり、どこへ帰るか」を定めるほうが、進行の方向を作りやすくなります。

ダイアトニックを一覧にする

Cメジャーの音階はC、D、E、F、G、A、Bです。各音の上に3度ずつ音を重ねて7thコードを作ると、次の七つになります。

スクロールできます
度数コード主な機能
ICmaj7トニック、安定
iiDm7サブドミナント、準備
iiiEm7トニックの代理、経過
IVFmaj7サブドミナント、展開
VG7ドミナント、緊張
viAm7トニックの代理、相対短調
viiBm7♭5ドミナント系、G7へ近い緊張

最初の練習では、この七つだけで8小節を作ります。たとえば次の進行です。

Cmaj7 | Am7 | Dm7 | G7 | Em7 | Am7 | Dm7 G7 | Cmaj7

1小節目と8小節目がCmaj7なので、出発点と帰着点が明確です。2〜4小節目はvi–ii–V、5〜8小節目はiii–vi–ii–V–Iという循環を作っています。

機能を三群にまとめる

七つのコードをすべて別物として覚えるより、トニック、サブドミナント、ドミナントの三群に分けます。

  • トニック系: Cmaj7、Em7、Am7
  • サブドミナント系: Dm7、Fmaj7
  • ドミナント系: G7、Bm7♭5

トニック系は安定、サブドミナント系は安定から離れる準備、ドミナント系は帰還を求める緊張です。基本的な流れは、安定→準備→緊張→解決になります。

すべてのジャズがこの機能だけで作られるわけではありません。モード・ジャズや一定コードのヴァンプでは、機能的な解決を弱めることがあります。それでも、調性を持つ進行を自作する段階では、機能を基準にすると意図を説明しやすくなります。

旋律の着地点を先に置く

コード進行だけを完成させてから旋律を乗せると、重要なメロディ音と和音が衝突することがあります。4小節目と8小節目など、フレーズの終わりに置きたい旋律音を先に決める方法が有効です。

たとえば8小節目の旋律をEで終えるなら、Cmaj7の3度として安定します。Bで終えればCmaj7の長7度となり、落ち着きながらも余韻が残ります。Aで終えるならC6やAm7も候補です。同じ主音領域でも、旋律音によって最適なコード表記が変わります。

ワンポイント

最初の下書きではテンションを書かず、ルートと機能だけを決めてください。曲の開始、4小節目、8小節目がどこへ着くか説明できれば、後から響きを広げても進行の目的を保てます。

ii–V–Iを骨格にする

ii–V–Iは、準備、緊張、解決を短い単位で表す進行です。ジャズらしさを作る便利な語法ですが、どこへ解決するのかを意識せず多用すると、同じパターンの連続になります。

長調のii–V–I

CメジャーではDm7–G7–Cmaj7です。ガイドトーンを見ると、流れの自然さが分かります。

スクロールできます
コード3度7度
Dm7FC
G7BF
Cmaj7EB

Dm7のFはG7でも7度として残り、CはG7のBへ半音下がります。G7からCmaj7ではFがEへ半音下がり、Bは共通音として残せます。ルートはD→G→Cと5度関係で進み、内声は半音または同音で滑らかにつながります。

この進行を作曲へ使うときは、8小節目のCmaj7へ解決する前にDm7–G7を置く、または4小節目の一時的な着地点へii–Vを置きます。1小節に1コードならDm7 | G7 | Cmaj7、テンポが速ければ1小節内にDm7 G7を置くこともできます。

短調のii–V–i

Cマイナーでは、代表的な形がDm7♭5–G7–Cmです。Dm7♭5の構成音はD、F、A♭、Cです。G7ではBナチュラルを使い、CmのCへ半音で解決させます。

G7へ♭9のA♭を加えると、Dm7♭5との共通音を保ちながら短調らしい緊張を作れます。ただし、短調では必ずG7♭9にするわけではありません。旋律がAナチュラルを使う場面や、モーダルな響きを求める場面では別の選択が適します。

長調と短調の違いを表にすると次のとおりです。

スクロールできます
着地点iiVIまたはi
CメジャーDm7G7Cmaj7
CマイナーDm7♭5G7またはG7♭9Cm6、Cm7、CmMaj7など

短調の主和音は、Cm7ならブルースやモーダルな安定、Cm6なら落ち着いたジャズの終止、CmMaj7なら強い陰影というように選べます。旋律音と曲調を基準にします。

目的地ごとにii–Vを置く

Cメジャーの曲でも、Fmaj7やAm7へ一時的に着地できます。その直前に、それぞれのキーに対するii–Vを置きます。

  • Fmaj7へ: Gm7–C7–Fmaj7
  • Am7へ: Bm7♭5–E7–Am7
  • Dm7へ: Em7♭5–A7–Dm7
  • G7へ: Am7–D7–G7

ここでC7、E7、A7、D7はCメジャーのダイアトニック外です。しかし次の目的地を一時的なIまたはiと考えれば、そのV7として説明できます。これがセカンダリー・ドミナントを含むii–Vです。

ii–Vを各コードの前へ機械的に置くと、和音の切り替えが増え、旋律の呼吸が失われます。目的地を強調したい場所だけに使い、長く保つコードや機能を曖昧にする区間も残してください。

8小節を段階的に作る

ここでは、単純なCメジャーの進行を出発点に、ii–V、セカンダリー・ドミナント、代理コードを順番に加えます。一度にすべてを複雑化せず、変更の目的を確認します。

段階1は機能だけ作る

最初の骨格を次のようにします。

C | Am | F | G | C | Am | G | C

機能はI–vi–IV–V–I–vi–V–Iです。三和音だけでも安定、展開、緊張、解決が分かります。旋律を作る段階では、この単純さが役立ちます。

7thコードへ置き換えると、次の形になります。

Cmaj7 | Am7 | Fmaj7 | G7 | Cmaj7 | Am7 | G7 | Cmaj7

この時点で、各コードの3度と7度が旋律と衝突しないか確認します。コード名がジャズらしくなったことより、機能が保たれていることが重要です。

段階2でii–Vを加える

4小節目のG7へ向かう前にDm7を置き、8小節目のCmaj7へ向かう前にもDm7–G7を置きます。

Cmaj7 | Am7 | Fmaj7 | Dm7 G7 | Cmaj7 | Am7 | Dm7 G7 | Cmaj7

Fmaj7とDm7はどちらもサブドミナント系です。3小節目から4小節目前半へ機能は大きく変わりませんが、ベースがF→D→Gと動き、終止への方向が明確になります。

段階3で連鎖を作る

Am7の前にE7を置き、Dm7の前にA7を置きます。

Cmaj7 | E7 Am7 | Fmaj7 | Dm7 G7 | Cmaj7 | E7 Am7 | A7 Dm7 G7 | Cmaj7

E7はAm7へのV7/vi、A7はDm7へのV7/iiです。E7のG♯はAm7のAへ、A7のC♯はDm7のDへ半音上がります。この導音を内声に置くと、コード追加の意味が聞こえます。

1小節内に三つのコードを置くと忙しい場合は、A7を6小節目後半へ移す、7小節目をA7–Dm7、8小節目をG7–Cmaj7としてフレーズを延ばすなど、ハーモニック・リズムを調整します。コードの内容だけでなく、変化する頻度も作曲の要素です。

段階4で一部を代理する

Em7はCmaj7とE、G、Bを共有し、Am7はCとEを共有するため、どちらもトニック系の代理になれます。1小節目のCmaj7をそのままにし、5小節目だけEm7へ変えると、同じ安定領域に変化を作れます。

Cmaj7 | E7 Am7 | Fmaj7 | Dm7 G7 | Em7 | E7 Am7 | A7 Dm7 G7 | Cmaj7

ただし5小節目の旋律がCを強く保つ場合、Em7にはCが含まれず、Cは♭13のような強い響きになります。その場合はCmaj7のままにする、Em7へCを加えてEm7♭13と解釈する、旋律をBへ動かすなどの判断が必要です。代理可能という機能上の説明だけで、旋律との相性までは保証されません。

代理コードを選ぶ

代理コードは、元のコードと機能、構成音、解決先のいずれかを共有します。置き換える目的を明確にし、元の進行より滑らかになるか、意図した緊張が生まれるかを耳で確認します。

トライトーン代理

G7の3度Bと7度Fは、D♭7の7度C♭(実音B)と3度Fに相当します。このトライトーンを共有するため、G7をD♭7へ置き換えてCmaj7へ半音下行できます。

Dm7 | G7 | Cmaj7

を

Dm7 | D♭7 | Cmaj7

に変える形です。ベースがD→D♭→Cと半音で下がり、強いクロマチック感が生まれます。

D♭7の表記ではC♭を使いますが、鍵盤上はBと同じ音です。スペルはコード内での役割を示します。D♭7の♭7はC♭であり、それがCmaj7のBまたはCへ動くと考えると声部を追いやすくなります。

トライトーン代理はすべてのV7へ適用できますが、ベースラインや旋律が元のルートを強く示す場所では衝突します。旋律がGを長く保つときにD♭7を置けば、Gは♯11として強いテンションになります。狙った響きかどうかを確認してください。

ディミニッシュの経過和音

Cmaj7からDm7へ進む間にC♯dim7を置くと、ルートがC→C♯→Dと半音上行します。

Cmaj7 | C♯dim7 | Dm7 | G7

C♯dim7はC♯、E、G、B♭で構成されます。A7♭9からルートAを省いた形とも見られ、Dmへ向かう緊張を持ちます。EとGはCmaj7またはDm7との共通音になり、C♯とB♭がDとAへ解決できます。

ディミニッシュ・コードは短3度ごとに同じ構成音が反転するため、複数の解釈が可能です。便利だからと各コード間へ挿入せず、ベースの半音進行または目的地への導音が必要な場所に限定します。

バックドア進行

Cmaj7へ通常のG7から解決する代わりに、Fm7–B♭7–Cmaj7という流れを使えます。Fm7–B♭7はE♭メジャーのii–Vですが、Cメジャーへ解決するとバックドア進行と呼ばれます。

B♭7のA♭はCmaj7のGへ、DはEへ動かせます。G7→Cより柔らかく、ブルージーな回り道になります。旋律にAナチュラルがある場合、Fm7やB♭7のA♭と衝突するため、音価やボイシングを調整します。

ワンポイント

代理コードを試すときは、元の進行と代理後を同じテンポ・同じボイシング密度で録音し、ベース、旋律、内声を別々に聴いてください。「複雑になった」ではなく「何が滑らかになったか」を判断できます。

テンションを旋律から選ぶ

テンションはコードを難しく見せるための記号ではなく、旋律を和音へ含めたり、次のコードへの方向を強めたりする音です。まず3度と7度を確定し、その上で9th、11th、13thを選びます。

使用可能な音を機械化しない

Cmaj7にはDの9th、F♯の♯11、Aの13thを加えられます。Fナチュラルの11thはEと半音で接するため、長く同じ音域に置くと濁りやすい音です。ただし旋律にFがあるなら、Cmaj7を避けてDm7/CやFmaj7/Cとして解釈する、Eをボイシングから省くなどの選択ができます。

Dm7にはEの9th、Gの11th、Bの13thを使えます。G7にはAの9th、Cの11th、Eの13thがありますが、Cは3度Bと半音で接するため、G7sus4としてBを省く使い方が一般的です。

スクロールできます
コード基本テンション例注意点
Cmaj79、♯11、1311は3度Eと接する
Dm79、11、1313のBは短7度Cと近い
G79、1311はsusとして扱いやすい
G7alt♭9、♯9、♭5、♯5解決先と旋律を要確認
Cm79、1113はAナチュラルでドリアン色
Dm7♭511、♭139のEは文脈で強い色になる

「アヴォイド・ノート」と呼ばれる音も、絶対に使用禁止という意味ではありません。低い位置で長く重ねると濁りやすい、という実践上の注意です。旋律、上声、経過音として意図的に使うことはできます。

V7で緊張度を調整する

G7にAとEを加えたG13は、明るく開いたドミナントです。G7♭9のA♭はCマイナーへの解決に自然ですが、Cメジャーへも強い緊張として使えます。G7♯9のA♯はB♭と同じ実音で、ブルース的な摩擦を作ります。

オルタード・テンションを複数入れる場合、3度Bと7度Fは残し、変化音を上声へ置きます。たとえばG7♭9なら左手または低音域にBとF、上声にA♭を置き、次のCmaj7でA♭→G、B→C、F→Eへ解決できます。

同じ進行でも、G13→Cmaj9なら明るい終止、G7♭9→Cm6なら短調の強い終止、G7sus4→Cmaj7なら浮遊感からの解決になります。曲の感情と旋律音に合わせて選びます。

声部進行で仕上げる

コード記号が完成したら、実際の音の動きを確認します。ルート、3度、7度、旋律の四つを別々の線として追うと、大きな跳躍や不要な重複を見つけられます。

ガイドトーンを最短で結ぶ

Dm7–G7–Cmaj7を、次の2音で弾けます。

  • Dm7: F・C
  • G7: F・B
  • Cmaj7: E・B

一つの音を残し、もう一つを半音下げるだけです。この上へ旋律やテンションを加えれば、手の形を大きく変えなくても進行が聞こえます。

E7–Am7ではG♯→A、D→C、A7–Dm7ではC♯→D、G→Fという解決があります。セカンダリー・ドミナントを加えた理由は、この半音の動きに表れます。導音が別の声部に隠れたり、同じオクターブで旋律とぶつかったりする場合は、転回形を変えます。

ベースラインを独立して作る

コードのルートをそのまま並べるだけでも進行は成立しますが、ベースを一つの旋律として見るとまとまりが増します。C→E→A→A♭→Gのような線、C→B→B♭→Aのような半音下降を作り、その上でコードを選ぶ方法もあります。

たとえばCmaj7–E7/B–Am7–A♭7–G7なら、ベースはC→B→A→A♭→Gと下がります。A♭7はG7へ半音で近づく色彩的なコードです。ただし旋律と機能を確認し、ベースラインの滑らかさだけで無関係な和音を選ばないようにします。

分数コードは、コードの機能を保ちながらベースだけを動かす手段です。Cmaj7/E、G7/F、Dm7/Cなどを使えば、上部構造と低音の役割を分けられます。

ハーモニック・リズムを整える

1小節に何回コードが変わるかをハーモニック・リズムと呼びます。前半は1小節1コード、終止前だけ2コードにすれば、フレーズの終わりへ加速できます。逆に全小節で2〜4コードを使うと、旋律がゆっくりでも和声だけが忙しくなることがあります。

8小節の例では、1〜2小節目をゆっくり、3〜4小節目で少し動かし、7〜8小節目のii–V–Iで密度を上げると自然です。バラードならコードを長く伸ばし、アップテンポなら1小節内のコード数を減らす判断も必要です。

作曲へ落とし込む手順

理論を実作へつなげるため、8小節を作って検証する順序をまとめます。各段階で録音し、変更の効果を確認します。

  1. キーと最後のコードを決める
    Cメジャーなら8小節目をCmaj7、C6などから選びます。
  2. 旋律の着地点を決める
    4小節目と8小節目の音を置き、コードの3度・7度・テンションのどれになるか確認します。
  3. ダイアトニックだけで骨格を作る
    トニック、サブドミナント、ドミナントの流れを聞きます。
  4. 終止部分をii–V–Iにする
    必要なら4小節目にも一時的なii–Vを置きます。
  5. 強調したい目的地へV7を追加する
    E7→Am7、A7→Dm7など、導音の解決を確認します。
  6. 一か所だけ代理コードを試す
    トライトーン代理、ディミニッシュ、バックドアから目的に合うものを選びます。
  7. 旋律音を含むテンションを加える
    3度と7度を消さず、上声の音域を整えます。
  8. 全声部とハーモニック・リズムを確認する
    ベース、内声、旋律を個別に歌い、大きな跳躍や不要な濁りを修正します。

完成後は、コード楽器だけ、旋律とベースだけ、全パートという順に録音を聴きます。コード記号の理論的な正しさより、曲の着地点、旋律の聞こえ方、リズムの呼吸が保たれているかを優先します。

本や教本でジャズをもう少し深く知る

歴史や理論、演奏の考え方を体系的に学びたいときは、テーマに合った書籍や教本も役立ちます。今知りたい内容と自分の知識・演奏レベルに合うものを選びましょう。

ジャズ進行作りのよくある質問

maj7や9thを使えばジャズらしくなりますか

響きは広がりますが、それだけでは進行の方向は生まれません。まずトニック、サブドミナント、ドミナントの機能と着地点を作り、旋律に必要な7thや9thを加える順序が有効です。

ii–V–Iは何回使ってもよいですか

使用回数に決まりはありませんが、すべての目的地へii–Vを置くと同じ動きが続きます。強調したい着地点だけに使い、コードを長く保つ区間や機能を曖昧にする区間と対比させましょう。

代理コードが使えるかはどう判断しますか

元のコードと機能、ガイドトーン、解決先のいずれを共有するか確認します。さらに旋律音とベースラインを重ね、強い衝突が意図したものかを耳で判断します。理論上置き換え可能でも、曲に適するとは限りません。

テンションは何音まで入れてよいですか

音数より役割が重要です。3度と7度、旋律音、必要なテンションだけで十分です。低音域に密集させず、ベースがいる場合はルートや5度を省くと整理できます。

モード・ジャズにもii–V–Iが必要ですか

必須ではありません。モード・ジャズでは一つのコードやスケール領域を長く保ち、機能的な解決を弱めることがあります。作りたいスタイルが機能和声中心か、ヴァンプや音色中心かを先に決めてください。

機能と声部から組み立てよう

ジャズコード進行の作り方は、複雑なコード記号を増やす競争ではありません。調性と着地点を決め、ダイアトニック・コードで機能の骨格を作り、必要な場所へii–V–I、セカンダリー・ドミナント、代理コードを加えます。

テンションは旋律を含めるため、または解決の方向を強めるために選びます。最後に3度と7度のガイドトーン、ベース、旋律を別々の線として確認してください。各声部が自然に動き、コードの変化する頻度が曲の呼吸に合っていれば、少ない和音でも説得力のあるジャズ進行になります。

ジャズコードの全体像を見る

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